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南葛SC TOPチーム 監督
森 一哉KAZUYA MORI

全世界の皆さんに愛されるチームに!

サッカーで勝利を目指すうえで、その方法に正解はありません。いろいろな考え方があり、「どれがいい、どれが悪い」という話ではないのです。そのなかで私が重視しているのは、「面白くて強いサッカー」を目指すこと。そして、結果的に見ている方々、応援してくださる方々に“楽しさと喜び”を届けられるチームを作ることです。「勝ったからうれしいのだけれど、試合はどこか面白くない」「試合は面白いのだけれど、なかなか勝てない」ではなく、私はそのどちらも追い求めます。どちらか一つだけでは、サッカー自体の魅力が伝わらないと考えているからです。それに、勝つことで楽しさを正当化するような行為は、少しさみしいですよね。選手たちには、サッカーをやり始めたころに感じたであろう「ボール扱いがうまくなってきた」という喜びや快感を、大人になった今もそのままピッチ上で表現し、そのうえで勝利を目指してほしいと思っています。

またチーム作りにおいて、戦術よりも個の能力が先にあり、チーム内の個の能力が融合して自然と戦術になっていくと私は考えています。選手にとってはもちろん、監督としてもそういったスタイルでチーム作りに取り組むほうが楽しさを味わえますからね。「次に何が起こるのか分からないプレー」「意外性や驚きがあるプレー」というのは、個々が技術を伸ばし、プレー中の判断力を養うことで披露できるようになります。ファン・サポーターの皆さん同様、ベンチにいる我々スタッフも、「え? そこに出すの!?」とびっくりするようなテクニックやアイデアが見たいですし、選手たちにはそういったプレーができるよう働きかけています。

試合のなかでは、相手に押され、守勢に回る時間帯もあるでしょう。しかし、相手が格上だからといって、最初から守備を固めて勝利を狙うようなことはしません。相手に合わせてサッカーをするのではなく、常に「ボールを大事にする」という自分たちの戦い方を貫きながら戦っていきます。南葛SCの歴史において、多くの選手、スタッフの皆さんが築いてこられたサッカースタイルが、今のチームにもいい形で受け継がれていると感じています。私自身はもちろん、在籍している選手一人ひとりも、Jリーグを目指すプロセスのなかで、引き続き南葛SCのベースを作り上げていく意識や使命を強く持って、チームの活動に取り組んでまいります。これからも応援よろしくお願いいたします。

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