南葛SC WINGS、ホームで今季初勝利！　石倉が2得点の活躍

南葛SC WINGSが、なでしこリーグ2部・第7節で待望のホーム初勝利を挙げた。第5節、FCふじざくら山梨を下しリーグ戦初白星を手にしたWINGSだったが、続く第6節のディアヴォロッソ広島戦では惜しくも0-1で敗戦。仕切り直しとなった今節、大和シルフィード戦で力強く勝利をつかんだ。

この試合、松本総監督は［4-4-2］の布陣を採用。松本歩音と石倉花純の2トップに据え、長期離脱から復帰したキャプテン人見のどかが先発に名を連ねた。

 序盤は元なでしこジャパン経験者を擁する大和シルフィードに押し込まれる時間帯が続いたが、集中した守備で得点を許さず耐えると、先に試合を動かしたのはWINGSだった。前半18分、左サイドからのクロスに対し相手GKがパンチングで対応。このこぼれ球を石倉が冷静に押し込み、WINGSはリーグ初の先制点を奪った。

 さらに41分には、右サイドの佐藤幸恵がファーサイドへ送ったクロスに石倉が反応。相手DFの背後を突いて合わせ、貴重な追加点を挙げた。石倉はこれで今季4得点目となり、得点ランキングでも3位に浮上した。

 後半に入ってもWINGSの勢いは衰えず、60分には岡田真波がコーナーキックから頭で合わせ、ダメ押しの3点目。試合はそのまま3-0で終了し、南葛SC WINGSはホームで嬉しい今季初勝利を飾った。

 南葛SC WINGSは、ゴールデンウィーク期間中に連戦が控える。5月3日にディオッサ出雲FC戦、6日にFC今治レディース戦、さらに10日にはアウェイでバニーズ群馬ホワイトスター戦と、厳しいスケジュールが続く。チーム一丸となり、さらなる勝利を目指す。