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GAME RESULT 試合結果

第29回 関東女子サッカーリーグ1部 前期4節
vs VONDS市原FCレディース

05/13 SAT. 19:00 KICK OFF

AWAY

VONDSグリーンパーク

12

45+1分 人見のどか 1 前半 1 22分 濱林艶寿
88分 小田川真奈/PK
0 後半 1

 前節の筑波大学戦で、2023シーズンのリーグ戦初勝利を挙げた南葛SCウイングス。開幕から3試合連続でホームゲームを戦ったチームにとって、今節は今シーズン初めてのアウェイゲームとなった。
 
 辛島啓珠監督は、これまで試合途中から投入することの多かった長身DF、相田さくらを初めてスタメンで起用。また、仙台大学から加入し、選手登録の関係で今月からリーグ戦出場が可能となった関涼香を、初めて登録メンバーに加えている。
 
 ピッチ内のさまざまなエリアで激しい攻防が繰り広げられたこの一戦。22分に先制を許したものの、南葛SCウイングスも積極的に攻撃を仕掛けていく。相手陣内深くで瀧澤璃麻が厳しいアプローチを続け、ボールを受けた広瀬永里香が振り向きざまにゴールを狙うシーンもあった。
 
 1-1に追いついたのは、前半終了直前の46分。菅野永遠のコーナーキックに対し、南葛SCウイングスの選手たちが、相手ゴールのファーサイドからニアサイドへとなだれ込んでいく。人見のどかも相手選手を引き連れながらニアに向かって進みかけたが、ボールの軌道を瞬時に把握した背番号4は、バックステップで相手選手の逆を取り、絶妙なタイミングでマークを外す。後方に下がりながらの難しい体勢だったが、キャプテンはしっかりと頭でコースを変え、自身今シーズン初ゴールとなる同点弾をマークした。
 
 後半も果敢に前に出ていく南葛SCウイングス。小島さつきのフィードに、中谷汐音、瀧澤、佐藤幸恵らがペナルティエリア内で連続してボールに関わっていく場面や、菅野のミドル、さらには広瀬の力強いシュートシーンも見られた。
 
 次節は、首位のSEISA OSA レイア湘南FCと水元総合スポーツセンター多目的広場で対戦。今節終了時点で5位に位置する南葛SCウイングスにとっては、今後の行方を占う重要な一戦となりそうだ。1週間後の試合に向けて、辛島監督の下、チーム一丸となって準備を進めていく。