南葛SCの監督及びテクニカルダイレクターに風間八宏さんが就任することになりました。自分がオファーを出しておいてなんですが、正直なところ、まさか本当にオファーを引き受けてもらえるとは思っていませんでした。もちろん、我々は本気でこのクラブに取り組んではいますが、とはいえ、まだ地域リーグ… https://t.co/NefBGSpHVr

— 岩本義弘 (@ganpapa) November 8, 2023

南葛SCの監督及びテクニカルダイレクターに風間八宏さんが就任することになりました。自分がオファーを出しておいてなんですが、正直なところ、まさか本当にオファーを引き受けてもらえるとは思っていませんでした。もちろん、我々は本気でこのクラブに取り組んではいますが、とはいえ、まだ地域リーグに所属するクラブですので。

今シーズンのJFL昇格の可能性がほぼなくなったタイミングで、南葛SCのオーナー社長である高橋陽一先生と今後についての話し合いを実施しました。

そこで確認できたのが、たとえ何年昇格できなかったとしても「堅守速攻に特化したサッカーはやらない」ということでした。南葛SCが『キャプテン翼』のチームである以上、「ボールはともだち」というキーワードに反したサッカーはやらないと。

その確認ができた上で、「そのサッカーを貫くならば、おれが知る限りでは風間八宏さん以上の人はいないです。ダメモトでオファーしてみてもいいですか？」と高橋先生に提案してOKをもらった上でオファーをさせてもらいました。

風間さんがオファーを受けてくれた理由については、詳しくは下記リリースのコメントを見てもらえればと思いますが、南葛SCというクラブに大きな未来を感じてもらえたことと、「南葛SCには夢がある」と思ってもらえたことが大きな理由だったと思います。

もちろん、風間さんが監督になったからといって、南葛SCがとんとん拍子に昇格していけるとは思っていません。我々が所属している関東リーグ1部はとてもタフなリーグですし、さらにその先の地域CLを勝ち抜いて昇格を果たすのは並大抵のことではありません。

風間さん本人にも、「1年でJFLに昇格させてほしい」「勝てるチームを作ってほしい」というようなことは一切お願いしていません。風間さんにお願いしていることは「とにかく、南葛SCの選手たちを徹底的に上手くしてほしい」「『ボールはともだち』を体現できるチームを作ってほしい」「何年かかってもいいので、圧倒できるチームを作ってほしい」ということです。加えて、テクニカルダイレクターとして、アカデミーも含めて、この下町・葛飾から、日本サッカーに革命を起こしてほしいとも伝えています。

改めて、風間さんという稀代の指導者と、この南葛SCというクラブを一緒にやれることを幸せに思います。ぜひ、皆さんにも、風間さんや我々とともに、日本サッカーの歴史に残るであろうチャレンジを楽しんでもらえればと思います。以上、引き続きよろしくお願いいたします。