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GAME RESULT 試合結果

第29回 関東女子サッカーリーグ1部 前期5節
vs SEISA OSA レイア湘南FC

05/20 SAT. 13:00 KICK OFF

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水元総合スポーツセンター 多目的広場

02

0 前半 1 32分 遠藤彩椋/PK
71分 国吉花吏埜
0 後半 1

 今シーズン初めて連敗を喫することとなったが、局面局面では選手個々が持ち味を発揮した南葛SCウイングス。
 
 最終ラインの中央では、センターバックの鈴木紋伽と相田さくらが高さや強さ、読みの鋭さを存分に生かし、文字どおり“壁”として立ちはだかった。ビルドアップ時には、ボランチの菅野永遠が鈴木と相田の間で、守護神の高橋純佳、両サイドバックの堤夏穂と人見のどかからボールを受けてパスワークの出発点となった。菅野が意図的にポジションを下げることで空いた中盤のスペースは、小島さつきが適切な位置取りでバランスを取る。
 
 ボランチの2人がボールの動きに合わせて立ち位置を変えることにより、ピッチ中央には相手選手たちが捉え切れないエリアがところどころに生まれていった。そこを突いたのが高原麻実だ。狭いスペースでも後方からパスを引き出して前を向き、自身のドリブルに呼応する形で駆け上がっていく会沢日花里、佐藤幸恵、広瀬永里香を視界に入れた。後半開始と同時に投入された中谷汐音も、持ち前のパワフルで正確な左足のキックでゴールを狙う積極性を見せている。
 
 チームとしての共通理解とともに、選手それぞれの個性を結集し、90分間のなかで対戦相手を上回るのが南葛SCウイングスのスタイル。次節の東洋大学との前期6節は、今シーズンにおける奥戸総合スポーツセンター陸上競技場での最後の一戦だ。“ホーム奥戸”でファン・サポーターの皆さんへ勝利を届けるため、この1週間を活用してチーム力とそれぞれの個性にさらなる磨きをかけていく。