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GAME RESULT 試合結果

第57回関東リーグ1部 前期2節
vs 東京ユナイテッドFC

04/08 SAT. 13:00 KICK OFF

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水元総合スポーツセンター多目的広場

12

54分 新井 博人 0 前半 0 47分 伊藤 光輝
78分 近藤 拓海
1 後半 2

今シーズンの開幕戦となった前期1節では、ロングボールを多用しつつ、早いタイミングで相手陣内にボールを送り込んで攻撃の糸口を探ろうとした南葛SC。東京ユナイテッドFCと対戦した今節は、3バックによるパス交換で徐々に相手の守備網を横に間延びさせ、ピッチの中央で玉城峻吾と森永耀晟が積極的にパスを受けて攻撃をコントロール。34分には最前線の大前元紀が起点となったボールを楠神順平と玉城がつなぎ、関口訓充とのワンツーでペナルティーエリア内に進入した森永がフィニッシュまで持ち込んでビッグチャンスを作り出した。

 

中盤の2人を経由しながらボールを前に運んでいくことで、チーム全体に攻撃の態勢を整える時間が生まれ、各選手がより効果的なスペースを突けるようになった。なかでも、スタミナやスピード、果敢な攻撃参加を持ち味とする新井博人と熊川翔の両ウイングバックが大きな存在感を示す。52分には楠神からの縦パスを受けた熊川が右サイドを突破。ゴール前の大前の足元にグラウンダーのボールを折り返して決定機を生み出した。

 

また、失点後の53分にはセットプレーのクリアボールを三原向平が拾い、エリア内の下平匠へミドルパス。下平は絶好のタイミングで走り込んだ新井に胸でボールを預けると、新井はトラップと同時にシュートモーションに入り、利き足の左足で移籍後初ゴールとともに、2023シーズンの南葛SC初ゴールをマークした。

 

2失点目直後の78分には、この試合の約10日前に加入が発表されたばかりの奥原零偉がピッチに送り込まれる。攻守両面でのアグレッシブなプレーを持ち味とするアタッカーは、相手選手を背負った状態での力強いポストプレーや、前線からのチェイシングでチームに貢献。新加入選手と中堅やベテラン勢の連係が高まり、それぞれの個性も随所に見られるようになった。敗戦の要因やこの試合で得られた収穫を生かしつつ、4月16日に行われる前期3節に向けてチームは再び準備を進めていく。