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GAME RESULT 試合結果

第58回全国社会人サッカー選手権大会 2回戦
vs ヴェロスクロノス都農

10/16 SUN. 11:00 KICK OFF

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志布志しおかぜ公園B

01

0 前半 1 前半17分 谷口堅三
0 後半 0

初戦でFC徳島を1-0で破り、2回戦に駒を進めた南葛SC。森一哉監督は、この全国社会人サッカー選手権大会(以下、全社)はもちろん、11月に控える全国地域サッカーチャンピオンズリーグまでを見据え、総勢37選手という大所帯の長所を生かして先発メンバーを大きく入れ替える。関東リーグ1部後期最終節で退場処分となり、規定により昨日の全社初戦は出場停止だった村越健太、さらには関東リーグ1部後期2節以来、およそ3カ月ぶりのスタメンとなる稲本潤一がピッチに立った。
 
村越、楠神順平、安羅修雅らの速さや技術の高さを生かすべく、スピーディーな攻撃を仕掛けようとする南葛SCに対し、ヴェロスクロノス都農は最終ラインで何度もパスを回し、じっくりとボールを握りながら攻撃の糸口を探し続ける。思うようにボールに触ることのできない南葛SCだったが、10分に村越からのパスを受けた相澤祥太がペナルティーエリア手前から思い切りよくシュートを狙う。直後の11分にも宮澤弘のコーナーキックからチャンスを作り出し、じわじわと相手ゴールへと迫っていった。
 
ところが、17分に左サイドからのクロスをゴール前で合わせられ、先制点を献上。巻き返しを図るべく、森監督は後半開始と同時に関口訓充、森山翔介、長澤皓祐の3選手を一気に投入する。途中出場の選手たちを中心にそれぞれが持ち味を発揮することで、前半以上にチーム全体の推進力が高まり、随所に厚みのある攻撃を展開。それでも、最後までヴェロスクロノス都農の堅い守備を崩し切ることができず、0-1のまま試合終了――JFL(日本フットボールリーグ)昇格を懸けた2022シーズンの南葛SCの挑戦はここで幕を閉じることとなった。
 
もっとも、南葛SCにとってはここからが新たな挑戦の始まり。10月23日からは市原市・関東リーグ主催の「第15回KSL市原ペナルティカップ」が開幕する。関東リーグ1部、そして今回の全社での経験を存分に生かしつつ、タイトル獲得を目指してシーズン最後の大会に挑む。