関東リーグでは開幕から未勝利が続く中、全国社会人サッカー選手権大会の関東予選がスタート。Eブロック準決勝で東京国際大学（関東リーグ2部）と対戦した。南葛SCが目標に掲げるJFLに昇格には、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ（地域CL）に出場し、上位入賞が必要とある。地域CLに続く、全国社会人サッカー選手権大会出場をかけた関東予選初戦で東京国際大学戦と対戦した。

試合は開始早々、東京国際大学に押し込まれ、サイドラインを割ればロングスローを多用してゴール前に迫ってくる。しかし、2試合ぶりに出場したGK大河原弘樹を中心とした守備陣が的確な処理で危険の芽を摘む。

待望の先制点は15分。徐々にパスがつながり始めた南葛SCは、左右に大きくボールを動かす。右サイドから加藤颯人がクロスを入れると、楠神順平のオーバーヘッドは惜しくもミートしなかったものの、相手DFに跳ね返ったボールを相澤祥太がエリア外から豪快に突き刺す。相澤の南葛SC加入後初ゴールで先手を奪う。前半終了間際にはCKから稲本潤一がダイレクトボレーを放つなど、追加点の意欲を感じる展開となった。

後半に入り、南葛SCは前半の勢いそのままに追加点を狙いに行くが、70分に雷が鳴ると試合は一時中断となった。雷鳴と雨足は徐々に強まり、試合は雨が上がった約1時間後に残り10分から再開した。南葛SCは敵陣で巧みに時間を使って逃げ切り、ブロック決勝に駒を進めた。次戦は6月19日、保土ヶ谷サッカー場でFC N.（東京都リーグ1部）と対戦する。

2022.6.12 全社関東予選vs東京国際大学後 選手・スタッフコメントまとめhttps://t.co/1IP0yi4cf3

— 南葛SC｜Nankatsu SC (@nankatsu_staff) June 12, 2022