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GAME RESULT 試合結果

関東サッカーリーグ1部 後期7節
vs 流通経済大学ドラゴンズ龍ケ崎

09/11 SUN. 17:30 KICK OFF

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葛飾区奥戸総合スポーツセンター陸上競技場(人工芝)

32

37分 関口訓充/PK
42分 関口訓充
58分 長澤皓祐
2 前半 2 5分 芹田悠真
26分 大田礼玖
1 後半 0

前節終了時点、10チーム中9位の降格圏内に沈む南葛SCは、関東サッカーリーグ1部残留を懸けて7位の流通経済大学ドラゴンズ龍ケ崎と対戦した。この試合を入れて残り3節、勝利が絶対に必要な南葛SCは、岡田翔平の今シーズン初スタメンをはじめ、前節のTOKYO UNITED FC戦から6人を入れ替えて今節に臨んだ。
 
しかし、またしても南葛SCは早々の失点から追いかける展開を余儀なくされる。開始5分、南葛SCの選手がクリアしたボールを相手選手に遠目から思い切りよく狙われて先制を許す。
 
直後の7分には、村越健太のクロスから岡田翔平が頭で合わせる。これは惜しくもサイドネットを揺らした。13分には、関口訓充のボール奪取からのショートカウンターで楠神順平がシュート。これもわずかに枠を捉え切れない。決定機こそ作るもののゴールが遠い南葛SCは、前半半ば過ぎに追加点を献上してしまう。26分、ドリブルでゴール前まで持ち込まれると、混戦状態からボールを流し込まれリードを広げられてしまった。
 
それでも諦めない南葛SCは、奥戸に集結したファン・サポーターの拍手による大応援に応える。37分、ペナルティーボックスにドリブルで進入した村越が足を掛けられてPKを獲得。これを関口が相手GKの手の届かないゴール右上に決めて1点を返す。さらには42分、直接FKを得ると再び関口がボールをセット。遠目からゴールを狙ったボールは一度バーに当たって真下に向かったものの、芝の上で強くバウンドし、ゴールネットの上部に突き刺さった。
 
森一哉監督は後半開始のタイミングで長谷川悠を投入。長身FWが前線で起点になることで、後半は南葛SCのパスサッカーが機能し始めていった。58分には関口、相澤祥太がパスをつなぎ、最後は右サイドでボールを受けた長澤皓祐がゴールを狙う。大きな弧を描いたボールは相手GKの指先をかすめてゴールに吸い込まれ、ついに南葛SCが逆転に成功した。ゴール裏に駆け寄り、ファン・サポーターと喜びを分かち合う長澤。今季初ゴールが貴重な逆転弾となった。
直後にFW河本明人、MF玉城峻吾を投入。攻撃し続けることで相手にボールを与えない南葛SCが試合をコントロールして勝利した。
 
この勝利で7位に浮上した南葛SCは、9月19日に現在リーグ2位の東京23FCとの隣町対決を戦う。