開幕から2試合連続の引き分けで迎えた前期3節。エスペランサSCとの一戦はアウェイの保土ケ谷公園サッカー場で行われた。右サイドバックに加藤颯人、センターバックに加藤威吹樹が入り、前節から最終ラインの2枚が変更になった以外、他9人は同じ顔ぶれとなった。

開始5分、エスペランサSCに先制ゴールを許してしまう。最終ラインに目がけて入れられたロングボールを加藤威吹樹がクリアするものの、こぼれ球を拾われて右サイドからクロスを入れられる。これを中央で合わされてリードを奪われる。失点後、南葛SCはポゼッションを高めて、守備を固めるエスペランサSCの前に、幾度となくバイタルエリアまでは進入するものの、シュートまで持ち込めない時間が続き前半を無得点で終える。

後半開始直後から加藤颯人に替わり、今季新加入の柳裕元を投入。前節のジョイフル本田つくばFC戦でも途中出場から迫力のある攻撃を担った柳に期待がかかる。59分に南葛SCが同点ゴールを奪う。自陣ハーフウェーライン手前から下平匠が入れたピンポイントのロングボールを、佐々木竜太がトラップから右足で冷静に流し込んで同点に追いつく。さらに、攻勢を強める南葛SCは64分にペナルティーボックスの手前左から直接フリーキックを獲得。関口訓充がファーサイドに入れたボールに柳が頭で合わせて逆転に成功した。

しかし、ホームのエスペランサの反撃を受け、79分に一瞬の隙きを突かれて失点。試合は2－2で終了した。南葛SCは、3試合連続ドローで順位を一つ下げて6位に後退。次戦、5月1日にホームの奥戸総合スポーツセンターで栃木シティフットボールクラブを迎え撃つ。

本日行われたエスペランサSC戦後、南葛SCの選手、スタッフのコメントをまとめました。https://t.co/6aG6NbsIBF

— 南葛SC｜Nankatsu SC (@nankatsu_staff) April 17, 2022